日経平均 9344円64銭 (+54円35銭)
TOPIX 886.30 (+6.54)
小幅高で終わりました。
寄り付き前の1-3月期のGDPが、マイナス4.0%と過去最大の下げ幅になりましたが、事前予想の範囲だったということで、急落ということにはならなかったようです。
事前に予想していた水準とはいえ、この数字は良く考えると、非常に危機感が出てくる水準だと思います。
金融危機が直撃しなかった国のGDPが、他の米国や欧州に比べて悪すぎるということを少し良く考える必要があると思います。
基本的に日本が海外頼みという側面はあるのですが、ここで中国を始めとして、もし米国・欧州の景気が回復してきたときに、日本も同様に景気が回復してくるのかどうかという点を考えると、少し不安になります。
日本の場合、外需がだめなら内需期待という言葉をたまに聞きますが、もし海外景気がそこを打ったとなると、それに連れて日本の輸出が本当に伸びるのか。
去年バイアメリカン条項という言葉を聞いたことがあるでしょうが、国内産業を立ち直らせるため、まず国内で調達できるものは、国内でという考え方が出てきました。
欧州も、あれだけの国で構成されている以上、ドイツをはじめとして、輸出競争力を持った国が、EU国内で景気を回復させようと考えても、納得いくところだと思います。
中国も同様の保護主義的な動きがあるため、この流れの中で、日本がどれだけ恩恵を受けることができるのかが疑問に感じています。
それでも、日本は技術最先端国の一つだと言う意見があるのですが、残念ながら、確かに強い商品もあるのですが、時間がたてば、少しづつ海外に追い越されてきています。
典型的なのが太陽電池パネルだと思うのですが、生産量でダントツ一番だったものが、2007年には3位に転落してしまっています。
国の補助などが期待できない状況で、いずれ海外に抜かれるのは仕方ないのですが、そういう外需だのみの状況で、果たして日本という国が投資対象として魅力があるのかどうか考えるときがあります。
別に日本が嫌いなわけではなく、むしろ内にある能力については、まだまだ期待できるものを十分蓄えていると思うのですが、そう思うからこそ、今の状況を何とかできないのかと考えてしまいます。
国の政策次第で、どこでもそうなのですが、発展していくことは可能です。
逆の見方をすれば、こんな状況になってしまったのも、国の政策が間違っているということになると思いますので、もう少し何とかならないものかと気をもんでいます。
愚痴になってしまいましたが、チャートで見ると、まだ上昇トレンドは崩れていません。
次の節目が9050円ぐらいに見えますので、この数字を割ってくると、また少し流れが変わる可能性が出てきました。
あまり水を差したくないのですが、悪い状況でも相場は正しいと考えるなら、割り切って短期勝負でこつこつ利益を出していく投資法が、今は一番だと考えます。
裏を返せば、まだ長期投資家の出番は先ということになりそうなのですが、いずれ買うところは出てくると思いますので、長期投資目的の人も、いまは割り切って短期で運用してみてください。
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