日経平均 9432円83銭 (+47円13銭)
TOPIX 895.35 (+9.42)
小幅高で終わりました。
昨日の反動も予想されたのですが、NYが100ドル以上下げた割にはしっかりした動きでした。
米国でストレステストの結果が発表になりましたが、どうも予想の範囲内で収まったということで、そんなに材料視されなかったような気がします。
売買代金も、今日SQだったため、その分を差し引くと1兆8300億円ということで、昨日よりも少し減りましたが、昨日の売買代金が休み明けの分の上積みと考えると、今日の売買代金も良くできたほうだと思われます。
週末ということもあり、そんなには伸びなかったようなのですが、この動きは上出来だと思われます。
日経平均は年初来高値を更新しましたが、TOPIXがあと1ポイントというところで止まっているため、このTOPIXが年初来高値をつけてくれば、確かに上昇相場に弾みがついたと言えるのかもしれません。
ただ、引け後発表になったトヨタの決算を見ると、結構悲惨な数字になっています。
悪いとは思っていたのですが、ここまでひどいとは思っていませんでした。
結局今の相場は、悪いところは目を瞑り、いいところだけをはやし立てている状況になっていると思われるのですが、トヨタのように、米国中心に商売している企業については、同様に悪い決算が出てくることが予想されます。
売り上げの中心をアジアに求めているような企業については、おそらくここまでひどいとは思えないのですが、米国の景気の落ち込みというのは、回りまわって、いずれアジアのほうにも波及してくるのでしょうから、あじあはが沈んでいく前に、米国や欧州の景気回復に期待したいところです。
今回のサブプライム問題は、金融不安から景気が落ち込んだという図式になっていますので、確かに金融機関のバランスシートが戻れば景気が回復しそうな気がします。
しかし、ここまで失業率が上昇し、景気全体が落ち込んでしまうと、金融機関が戻ったからといって、すぐ景気が回復するわけではないのは、日本が証明しています。
経済の基本である”物を買う”という行動が、今縮小しているわけですから、職を失った人が新たに職が見つかり、新規に物を購入するという行動が盛り上がるのに、時間差が発生します。
一度ひどい目にあってしまうと、また贅沢をするということについて、本能的に臆病になってしまうのは仕方ない話です。
こういうときは、個人サイドで考えると、銀行がお金を貸しますから使ってくださいと言われても、素直にありがとうと言えるような状況ではないと考えます。
日本は特にその傾向が強いのですが、今回の不況で米国民が、ほいほいと消費を増やしてくるのかどうかは非常に疑問があるところです。
米国の住宅ローンはノンリコースローンといって、債務不履行になったときには、銀行に家の鍵を渡してさようならということができるローンで、日本のようにローンを全額返さなければならないローンと、形態が違います。
ですから、取り合えず鍵を返して、また一からやり直すという行動を米国民が起こすのかどうかと言うのが、これからのポイントになってくると思われます。
文化の違いもあるので、私は米国民の気持ちがわかりませんが、すぐに消費が盛り上がるということは、何となく予想しにくいと思います。
そうなると、実際景気が回復するとなると、今年いっぱいは難しい気がしますし、来年以降もそんなに簡単に不況を脱出できるとも思えません。
以前書いたように、相場は半年先を読むという言葉を信じるなら、ここでの株価上昇は少し早すぎると思われます。
いずれ上昇はするとは思うのですが、私が想像していたよりも、早く相場のほうが動いています。
ここで天井をつけたということになると、おそらく下落も早いような気がしています。
実際今回の上昇は、売り方の買戻しという側面が大きいような気がしますので、新たな買い手が出てこない以上、需給関係で考えるのなら、もう一度下値を見に行くような気がします。
チャートを見ると、実は強気で行く形にはなっているので、上があってもいい形なのですが、今の環境ではどうしても裏を考えてしまいますので、こういうときは現金を多めにして、個別銘柄で対応するしかないと考えます。
推奨銘柄を今晩考えますが、HPをアップするのはおそらく明日以降になると思います。
また皆さんの参考になさって下さい。
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